日本の輸入鶏肉の80%はブラジルです。
世界中に激震が走ったブラジル鶏肉問題のニュース。日本でも大きな影響は避けられません。
- 日本の輸入する鶏肉の80%がブラジル。
- 日本の鶏肉は国産がメインですが、輸入肉を使ってる外食・コンビニはめちゃ多い。
- 業務用スーパーでも人気アイテムで家庭にも進出。
何がどうなっているのか?ニュースや実際にブラジル鶏肉を売ってるお店に出向き調べてきました。ご参考までに。
ブラジル産の鶏肉がヤバいって何がヤバいの?
何がヤバいのか?まずはこちらのニュースをご覧ください。
ブラジル 衛生基準満たさない食肉販売で捜索 各国に影響
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ブラジルの食肉加工業者が衛生基準を満たしていない食肉などを販売していた。
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食肉の輸入手続きを日本国内に流通しないようにする。
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日本の鶏肉消費の3割が輸入で、その輸入鶏肉の8割はブラジル産。つまり日本で食べる鶏肉の約1/4はブラジル産。
ということで、「衛生状態を満たしていない」という鶏肉が流通していた疑いがあります。実際に口に入れる食べ物ですから、安全はもちろん、安心して食べたいですよね。
なぜこんな事が起きたのか?
ブラジル産の鶏肉について背景を探ってみました。最近ではこんな情報がありました。
「国際市場における鳥インフルエンザの打撃は依然として数量、金額の両面でブラジルの輸出に影響を与え続けている」と述べ、鳥インフルの影響で世界市場における供給量が乏しくなっていることがブラジルの鶏肉輸出にプラスに作用している
引用:ブラジル鶏肉輸出に好影響 鳥インフルで世界の供給減少
つまり、鳥インフルで国際的にもブラジル産の鶏肉に需要が増加している、ということです。過剰な需要に対応するために供給を急ぐあまりに今回のような衛生問題に抵触するような、輸出対応をした業者がいたのかも?と想像してしまいます。
今まで安全だと思われていた神話の崩壊
ブラジル産は中国・タイなどの鶏肉とともに、コンビニやファストフードで重宝されてきた安心・安全と言われてきた鶏肉です。特に日本で見かけるのはもも肉。日本ではなぜか胸肉よりもも肉が人気で、その分価格も高いのですが、ブラジル産は安価です。
安全性については、こちらのブログで詳しく解説されてましたので参考ください。
コンビニやファストフードで使ってる輸入肉はどこの国の鶏肉?という点はこちらが見やすかったです。え!?あそこがまさかアレだったなんて?って言うのもあるかも。
日本への影響は?
最新のニュースでは実際に問題となったブラジル鶏肉の業者の中でも日本に流通しているのは「ごく一部」だと判明しています。
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捜査対象となった21施設すべてについて、輸入手続きを保留
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不正があったとされる21施設のうち、1つの施設からの輸入実績があるのみで43万トンのうち8900トン
ということで、あまり神経質になりすぎる必要もなさそうです。でも、「43万トンのうち8900トン」の中に当たったらどうしよう?って心配になってしまうのが消費者としての本音。
ブラジル産の鶏肉を扱うお店に行ってみた結果
肉のハナマサ、ブラジル産の鶏もも肉が常時2kg880円と激安で販売されています。私も実際に買って食べました。
↓この日のお弁当もブラジル産の鶏もも肉でした。
2017年3月22日現在では通常販売をしていました。対象の業者の肉では無いものと思われます。でも、さすがに今日は手がでず国産の鶏肉を買いました。
なお、実際の裏取りは調査中です。また新情報入手したらお知らせします。Twitterフォロー・メルマガ購読・はてな読者登録してお待ちください。
また、通販会社でもブラジル産は取扱しています。価格も見ていただくとわかるとおり激安ですが、安全じゃないかも?と言われると買いにくいですね。国産へのシフト、他の外国産の輸入合戦で原価高騰は避けられなそうです。
まとめ
- ブラジル産でヤバい鶏肉は日本に流通したとしてもごくわずか。
- 新たにヤバそうなブラジル産鶏肉は入ってこない。
- 鶏肉は国産を買おう。高いといっても肉の中では断然安い。
↓さすがに名古屋コーチンとか地鶏は高いけど、高い分以上に美味しいよね。焼き鳥の塩で食べたい~(*´ω`*)
こういう輸入系の鶏肉事件が起こる時こそ国産ハーブ鶏でブランディングしてきたケンタッキーはチャンス到来。
ちなみに、太ってる時、このオジサンに似てると言われてました(笑)確かに「デブ・ヒゲ・メガネ・揚げ物」とキャラ要素かぶりまくりだ。このブログを書いてる人については50kg痩せた後の実録!も読んでね。