パナソニックがキッチン?
Panasonicというと家電やパソコンというイメージがありますが、実は住宅設備や建材のメーカーでもあります。
システムキッチンもその一つ。2008年に松下電工と松下電器産業がPanasonicに統合したことで、よりPanasonicらしさが商品に加わりました。実はその前は松下電工(パナソニック)と松下電器産業(ナショナル)で別々にキッチンを作ってました。
どちらも人気でしたが、一緒になってさらにパワーアップ。今では新築・リフォームともに人気のシステムキッチンメーカーとなりました。
ココではそんなパナソニックキッチンの魅力やショールーム、価格比較のコツや注意点など、パナソニックキッチンで新築・リフォーム・施主支給したい方は必読の内容を元リフォーム屋として、元料理人としての視点でまとめてみました。ご参考ください。
パナソニックキッチンの魅力とは?
- パナソニックのシステムキッチンはなんといってもトリプルワイドIHクッキングヒーター、トリプルワイドガスコンロ
- ディズニーファン必見!パナソニックキッチンはディズニーシリーズがあります
IHかガスかもよく悩む話題ですよね~
私は業務用厨房に慣れてしまったせいか、ガス派なのですが、今は自宅がIH。
どっちも良いところがありますので、できたら両方試せるショールームのイベントなどで体感がオススメです。
ディズニーなキッチンはかわいいです
露骨にもろディズニーな感じじゃなく、さり気なくディズニーなのがポイント。こうしてディズニーグッズが増えていく・・・ディズニー好きならご検討を。
パナソニックキッチンの人気ランキングTOP3
- ラクシーナ(料理をもっとラクに楽しくをコンセプトにしたパナソニックキッチンです)
- リビングステーション(ゴージャスで上質、まさに最高級なパナソニックキッチンです)
- リフォムス(主婦の声を反映したリフォーム向けのパナソニックキッチンです)
施主支給の住まい百貨店調査結果参照(2016年2月現在)
予算があるならリビステで。
実際にショールームで実物を見てしまうと断然リビングステーションが豪華でいいです。予算が許すならリビングステーションを。定価の40%OFFぐらいにはなります。
リフォームならリフォムスもオススメ
主婦の声を反映したとあって、調理だけじゃなく片付けやお掃除、ラクでエコというパナソニックらしさもあります。
45%OFFぐらいになるので、リビステよりは安いです。
コスト重視ならラクシーナ
半額以下、最安では67%OFFで買えるパナソニックキッチンです。安いですが、使い勝手や収納もしっかり。トリプルワイドにもできます。コスパ重視ならラクシーナで決まり。
パナソニックキッチンの実物が見れるパナソニックショウルームは?
全国各地にショールームがあります。
パナソニック リビング ショウルーム | Panasonic
なお、どこに何が展示してあるのか?という情報もこちらに一覧があります。せっかくでかけたのに見たかったパナソニックキッチンの展示がない・・ということが無いように要チェックを。
全国展示商品一覧 | パナソニック リビング ショウルーム | 住まいと設備の建材 | 個人のお客様 | Panasonic
まったくの余談ですが、ショールームのアドバイザーさんも美人揃いだと業界内では評判なので、旦那さんも一緒にショールームに連れ出す動機になるかも(笑)
パナソニックキッチンの人気度は?
パナソニックは都市部で特に人気です。ショールームの数からしても、全国くまなくというより、都市部に集中していることも背景にあるかと思います。
実際に購入し活用された方からお声を聞くと、「トリプルワイドのパナソニックキッチンにしてよかった!」とか、「お友達に自慢できるデザインなパナソニックキッチン」など評判です。
一方で「他メーカーより高くなって予算オーバーでした」というお声、「ショールームが近くになく、不便」という厳しい声も。
なお、住まい百貨店の投票による人気ランキングでは4位!クリナップ、LIXIL、タカラスタンダードなどキッチンの人気メーカーに次ぐ人気度となっています。
パナソニックキッチンはいいの?
自分にとって一番マッチするシステムキッチンの選び方があります。
単純に安くても、質が悪ければ意味がありませんよね?いくら質がよくてもあなたの希望にそわないキッチンでは意味がありませんよね?
また、多くのキッチンメーカーは定価と実売価格、工事費などを考慮すると価格が一筋縄ではいかない現実もあります。定価と割引率を調べて掲載していますので、参考にしながら検討を進めてみましょう。
特に、メーカーの中には、定価が低く、割引率が低いタカラスタンダードがあります。逆に割引率が高いメーカーはLIXILやPanasonicなどがあります。シリーズによってはクリナップ、トクラスなども半額以下の値引きが出来るキッチンもありますが、タカラスタンダードなどと比較して定価が高いため、定価が高いから質が良いとも限りません。
システムキッチンは長年使う、そしてこだわる方が最も多い住宅設備です。
注文住宅、リフォーム、リノベーション。どの場合でもキッチン選びは重要になります。また、予算で憧れのキッチンを妥協したくない!という施主支給でキッチンをコストダウンする方も多いのも特徴です。
詳細はこちら
パナソニック キッチンの割引率のヒント
パナソニックのシステムキッチンは★印がヒントになります。
ココがオプション品の割引率の設定になる目印です。
もちろん、購入されるお店や工事会社さんによっては事なりますので、一度プラン作って見積依頼してみるとつかめます。
そのあとの修正は電話でショールームにお願いすれば訂正プランも無料で作ってもらえますので、何度も足を運ばなくても大丈夫です。
システムキッチンの割引率・値引き・%OFFと定価の関係って各メーカーはもとより商品・シリーズによって、あるいは部材やオプション品によっても変わります。
中には本体が60%OFFなのにオプションは30%OFFとか、仕様によってまちまちなので、注意が必要です。
定価と割引率自体は各社の戦略・流通により決定されるものですが、とりわけタカラスタンダード社は全国どこでも均一に近い金額になっています。
これは定価自体の設定が、そのまま販売価格になるほど「定価が安い」ので差が出にくいということです。
システムキッチンは様々な部材で構成されていることはご存じのとおりです。その部材の中では「食器洗い乾燥機」や「IHクッキングヒーター」などは各キッチンメーカーが、家電メーカーから仕入・OEMなどで組み込んでいる場合があります。メーカーブランドをかぶせているだけで中身は違うメーカーが作っていることは普通にあることです。
予算内でもっと良い商品が入る!ともくろみが外れてがっかりしないように、割引率も詳細まで事前に調べておいたうえでメーカーショールームで選定しましょう。
システムキッチンを価格比較する際のコツは、定価だけでなく相場の割引率も予め頭に入れておいてプランを作るのもオススメです。 相場価格は会員限定で公開しています。⇒キッチン価格相場表のダウンロード(PDFファイル)
システムキッチンの価格を比較される場合は、3つの注意点があります。
- 定価に惑わされない
- 価格が大きくかわるのは実は扉グレード
- オプション品は割引率が違う場合がある
という3点を注意して、価格比較しましょう。
- ほしいキッチンを決める
- 定価と割引率で概算を計算する
- メーカーショールームで定価見積もりをする
- 業者に見積依頼をして、価格を比較する
というカタチです。 割引率については各お店にオプションによって違うかなどを確認してみましょう。 メーカーショールームでは値段は定価しか分かりませんので、事前に割引率をオプションまで調べた上でプランを立てると予算にずれが少なくなります。
ちなみに、メーカー施工費(組み立て設置工事費)がメーカー見積書に入っている場合がありますが、定価の15%など一律の掛け率の場合が多いので、実際の提供価格はそれよりお安くなる場合が多くあります。 (実際は定価の10%弱程度が多いようです) そのあたりまで含めて、詳細なプランを立てて最終価格を比較されるとよいでしょう。
パナソニックキッチンの最安価格と購入先は?
全国のキッチン販売サイトなどを独自調査しまとめたキッチン価格表(非売品)を無料ダウンロードできます。
パナソニックキッチンの施主支給は注意が必要です
システムキッチンを施主支給する場合は特に施工について注意が必要です。商品によってはメーカー施工じゃないと対応不可のキッチンもあります。特に高級商品の場合にあります。この辺は事前にお店へ確認してから進めましょう。(詳しくは施主支給の本で詳細説明しています)