最近、知り合いの社長さんとの話の中で「断捨離」ってビジネスでも使えるよねって話題が盛り上がってます。私も24歳で会社の社長になってから37歳の今も数多くの失敗の中でしぶとく生き残ってる勉強中の身ではありますが、特に中小零細や家族経営、一人社長や個人経営などの小さく運営していて今後も大きくするつもりが無い人にとって役立つと思われるビジネス断捨離や働き方改革について代表取締役で主夫してる自分なりの気づきや考え方をまとめてみました。参考まで。
ビジネス断捨離のススメ
ビジネスにおいても同じく断捨離の考え方を取り入れたらどうでしょう?
断捨離とは?
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
引用:断捨離 - Wikipedia
ちなみに断捨離はやましたひでこさんが名付け親だそうです。
断:いらないモノ・コトは入れないルールを作る
情報やサービス、設備に人。もし、今の半分しかない場所に移動しなくてはならないとしたら、本当に価値がある必要なものだけに絞り込む必要があります。半分に絞り込むだなんて!と思いますが、実は意外と残るものって少なかったりしませんか?
いらないモノ・コトは自社のインプットを断つ。無駄に経費を使って購入したり、必要風の不要なモノやコトが客観的に書きだすと山ほど出てきます。
やらないコト・モノを決める
やる必要が無い、必要はあってもやりたくない、やってもあまり儲からない。意外とやめられないのがコストと時間かけちゃったモノ・コトです。投資の世界と同じくドライに損切り。難しいけど。
紙媒体を買わない
本は極力買いません。雑誌も電子書籍で読みます。
これだけで買いに行く手間、捨てる手間が省けてコストも大幅に安上がり。
捨:会社にあるいらないモノ・コトを捨てる
弊社の場合、基本的にクライアントとのやり取りは電話とメールと直接合い、何かものを製造して売るわけではないので大胆にカットしまくってます。
- 携帯電話の回線(IP電話とLINEで十分)
- FAX回線
- フリーダイヤル回線(LINEやIPなら無料通話あり)
- 電話秘書代行サービス(必要なら留守電に入れてもらい折り返しするルールに)
- 事務所とスタッフ(自宅兼事務所に、スタッフも在宅や独立し、アウトソース中心に)
- 使ってないサーバ・ドメイン・サイト・サービスなど
IP電話は050plusを使ってるのですが、スマホでもパソコンでも受付でき、格安SIMでも十分通話できています。留守電にもなってメッセージはメールでも聞けるから便利。お客様との連絡もLINE通話を活用するケースが多くなり、固定費でかかっていた上記コストの削減効果は大きく、その分、別の投資に回すことで収益アップにつながります。
仕事もハックして自動化しよう
家事も育児もビジネスもツールを使えば楽ちんになったりします。
- 全自動洗濯機
- 自動調理機
- 自動掃除機
毎日家事をしてますが、共働きでも楽です。実は仕事も一緒です。極力サボるにはどうしたらいいのか?を考えましょう。
無理に頑張って大変なアピールをしたいなら別ですが。
- 全自動集客
- 全自動営業
- 全自動サポート
ネットなら集客から営業、販売課金、サービス提供にサポートまで自動化できます。イレギュラーだけ人が対応するだけで一人で一万人を相手にサービス提供ができる時代です。大手だからとか、中小零細だからとか、一人だからとか関係ないです。分身の術がリアルに使える世界なんですから。
フリーダイヤルじゃないと嫌だ、会社は一等地にあるちゃんとした会社が良い?
極力経費削減して、お客様に還元する。というスタンスに共感してくれる人が弊社のお客さんと決めました。だから怪しいとかLINE使ってないとかいう方は使えるようになってから利用してもらうようにしています。結果、本当に大切なお客さんにより大きな貢献ができ喜んでいただけると確信。
たまにしか使わないならレンタルやアウトサービスの利用もあり
例えば年に数回しか使わないプリンター。所有することで大切な場所やメンテナンスの手間でコストをむしばんだりします。それならレンタルしたり外注に依頼した方が早くキレイに仕上がったりするものです。しかも、結果経費削減できたり。そもそも、紙を使うことを捨てるという手もあります。
自分でやらないで人に任せる方が早くて安くてお客さんのためになる
自分にしかできないコト以外はすべて人に任せるを貫くほど、結果的にお客さんのためになったりします。ついついなんでも抱え込みたくなるものですが、自分の時間を買うと思って依頼してみましょう。ポイントは任せること。任せたのだから途中であーだこーだ言わないで任せましょう。途中で言わないルールと自分で決めるとすると?発注時に明確に結論が見えた状態で指示することになります。そうなると実は本当はまだ不要だったモノ・コトも浮き彫りになったりします。
それ、本気で今もときめくの?
おっさんがときめく?だなんてちょっと言葉が乖離あるかもしれませんが、ワクワクするとか、お金を払ってでもやりたいとか、時間とお金が自由だったらやりたいことリストに載ってるとか、そういう感じで「ときめく」かどうかも判断基準の一つ。
そういう意味で、この本も断捨離に通じるビジネスでも使える取捨選択の決め方が学べます。
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いろいろやってみて実は育児も家事も仕事もノウハウの根っこはすべて同じだなって気がつきます。陰と陽。光と影。森羅万象。
離:モノ・コトへの執着から離れる
極論、経営者である私自身も不在で良いと思ってます。なんなら分身となるBotを作り運営できるなら死んでも経営は継続できちゃうわけで。自分が無でもネット上に生き続けるというのはちょっと怖いですが、モノ・コトという執着から離れるには自分という存在とモノ・コトを切って離し、客観的に自分を見つめなおすと良く見えたりします。
- ビジネスの場所にこだわらない
- 人や言語にこだわらない
- 設備や環境にこだわらない
こだわらない、とこだわることで、いつ何時でもニュートラルなポジションで自分の頭が働いてくれます。良くも悪くも物欲が減ります。また、アウトプットを前提としたインプットができるようになるため、無駄な買い物が激減します。何かを注文するときにもどんな結果を得たいのかを冷静に見極めてから判断できるため、ビジネス上の投資判断も見誤る率が減るはず。
ビジネス断捨離で働き方改革も進む
戦わずして勝てるよう戦略を作る。戦わないで勝てるのだから戦術も最小でOK。身軽だから矛先をころころ変えられるから変化に強い。しっかり儲かりお客さんも喜び、社内も家族も地域にも貢献でき、社長が一番幸せになれる。まずは社長個人から断捨離。
働いたら負けの時代、働き方改革は働かせる改革
働き方改革が叫ばれて久しいですが、働き方改革が進まないのは経営者の責任が一番大きいと考えます。働いてる人は働かせてる人次第なんですから。
値決めは経営
その上で一番大事なところは値決め。利益を左右するのが価格戦略だからです。雇用を安定化し、社員の所得を増やす上では顧客が満足している、かつ最大に高く売るのが商売の鉄則だと思うのです。ところが経営者は私もそうなのですが勝手に頭の妄想で価格競争をはじめてしまいます。こんな安い原価なのにこんなに高く売ったら悪い気がするとか、ライバル不在なのに安く売り始め、利益が薄いから四苦八苦でいつまでたっても苦しいとか。結果的に社員やスタッフに無理な労働を精神論を振りかざしたり洗脳に近い教育をしている実態があるのではないでしょうか。
働いたら負け時代だから働かせたら負け
お金に対する教育や労働について、楽して儲かったら悪というのは捨てて、働き方改革をするならば、働いたら負けな時代に合わせてどんどんサボる、遊んでても儲かるよう頭に汗かかなくてなりません。
手抜きしてぼったくる≒生産性向上?
つい先日の朝まで生テレビをBGM的に流しながら仕事してたんですが、こんなことが聞こえてきました。生産性向上には手抜きするかぼったくるのが早い、と。要は仕組みやシステムで人が動かなくても売り上げや利益が積み重なり、お客さんが満足しているなら原価1円でも1億円で売っても良い、という意味だと解釈します。これが悪だと思うなら今、目の前で見ているインターネットの世界は全部悪になっちゃいますが、善良な心を持つ多くの経営者はどうしても儲かることが悪だと教育されてしまってる、空気を読んでしまう傾向にある気がします。KYは悪に見せかけた一周回って正義なのかもしれません。
手抜きのさじ加減を知るには
どこで手抜きをして、どこは手を抜かないのか。こういうバランスって意外と難しいものです。主夫として家事をしている中で参考にするためにチェックした本でまだ最後まで読んでないですが、「片付けや整理整頓は、それが最終目的ではなく、家事をラクにすること&リフレッシュするための自分時間を持つための手段」とあるように、ビジネスでも目的とゴールは何か?を明確にするためのヒントって実は主婦の家事を楽にする工夫の中で発見できることもあります。
何が言いたいかというと、ビジネスだからビジネスの本やセミナーじゃないと参考にならない、ということは全くなくて、むしろ日常や街、異業種や家庭の中から気づくコトが非常に多い、という点です。その気づきを得るためにはアンテナをはって、フォーカスしなくてはインプットされません。なので、先にアウトプットとなる結果的にどうしたいの?なんの目的でなぜ儲けたいの?っていう根本を自問自答する時間を意図的に作るべきです。
いまだに改革が進まない理由は空気?
Excelだってマクロ組めば効率よく使えて半分の人でも回せるかもしれません。経営者なら嬉しい悲鳴です。でも、そうすると人員が削減されてしまうという社内からの恐怖と空気で改革は思うように進みません。雇用も給与も保証、工夫して改善したら働く時間は半分でも良い、生産性向上で収益アップしたらダイレクトに報酬へ反映。そうなれば別なのでしょうが、多くはそういう仕組みにはなってません。
経営者って社員には経営者並みの会社への忠誠や貢献を期待しますが、報酬で報わなければ雇われている方はたまったもんじゃないです。なので思い切って貢献したら還元するという約束をしたら良いと思います。間違っても生産性向上で儲かった利益を値引きという形でお客さんに還元しちゃだめです。値引きは一番楽だけど経営のオウンゴール。お客さんは一瞬喜んでくれてもその価値はどこまでわかってくれるか不明です。もしかしたら次回にはもっと値引き要求されるかも。でもそれって自分で蒔いた種。利益は値段じゃない価値を磨くことに投資する、自社にしかない強みや社員への還元をして、サービスの付加価値を高めてお客さんに還元するのが結果的に相互利益・相互発展だと思います。
自分を働き方改革してみた
まだ途中ですが、まずは自分を働き方改革してみました。
オフの日は?オンです。毎日オフでオンです。
やるときはやる、休むときは休む。マイペースを取り戻すと、結局のところ経営者はON・OFFの境目が無くなり、常時ONだしOFFという量子ビットみたいな不思議な感覚でストレスなくビジネスできます。
本当に大切なことを優先する
出勤や出張も自由です。ビジネス上、ワーケーションもできるのでネット回線あれば台湾やスリランカに行った時も観光とビジネスが両立できました。妻が妊婦になったときは、母親学級にも全部同席しました。共働きでも妻は会社勤めなので息子が保育園で熱を出してお迎えして病院に連れて行くのもパパの役目。本当は保育園じゃなく自分でみれたらいいのだろうけど、まだそこまでには至ってない現状。
お金になる趣味を3つ作ろう
ワークアズライフ、落合さんの本にあった考え方がフィットします。
ギャンブル性のあること、コレクション的なこと、単純に心地いいこと…人間にとってエモいこと以外はすべてコンピュータにやらせればいい――。
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 単行本
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ワークアズライフはこの落合さんの動画とか記事を見てたんですが、お金になる趣味を3つ作ろうという話があったと記憶しています。
- 仕事と遊びの境目は無い(仕事を遊び化)
- 競争しない、自分を信じる、他人は関係ない
- 機械に任せられることは任せる
というような。もう機械ができることって無理に人間が貴重な時間を投じてまでやる必要はないし、機械がやってくれるんだから任せて、人間は人間しかできないエモいコトだけやろうぜって。
俺のお金になる3つの趣味は何かを考えた結果
- おいしい飯を作って食べる(レシピ)
- おいしい飯を食べてレポートする(グルメ)
- おいしい飯を食べて健康(ダイエット)
全部飯(*´▽`*)
食欲旺盛な50㎏ダイエットした元総菜屋がお届けできる価値って、
- うまい飯を安く早く簡単に作れる方法
- 甘いものも揚げ物も美味しく食べても健康的に痩せる方法
- お店や商品・サービスを元プロ料理人・主夫・経営者の3視点で独自レポート
なのかなと。
- お金を払ってでもやりたい、やり続けたい
- 暇があったらやりたい
- ワクワクする
しかもやるほどフォロワーが増えてビジネスとしても儲かる。極めよう。その過程の中で培った集客術やITツールをクライアント企業に紹介すれば、進んだ業界から遅れた業界へのハブとして、翻訳する役目として、価値も作れるから趣味が本業に直結貢献するし。楽しい。
もし飽きたら?
やめて別のワクワクするお金になる趣味を見つけてやればよいだけ。何せ趣味なんですから自由。それこそ多動力発揮しなきゃ。
無料で貢献するほど儲かるサービスを作ろう
フリー。フリーミアムなんて今更と思いますが、やっぱ無料は強いし儲かる。でも無料だからと言って手抜きはダメ。最後のレシピ本のダウンロードだってPDFだから無料で提供できるわけで。無料だからといって価値が無いかと言われたら、膨大な時間をかけて作っているわけで。でも、たくさん読んでもらうコトが自分の会社の収益に直結するわけで。ということで、遠慮なくダウンロードしてね。偉そうなこと言って自分に甘~いちっこい会社の社長だけど、太い体に小さい脳みそでも365日汗かいて動いてるからより良い情報や読んだ感想あったら教えてね。いつもありがとう。
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独身時代は孤独のグルメ、結婚したらクッキングパパに変身。
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